運命

友達が、運命の人に出会いたいらしい。
『君の名は』にどハマりしていた友人らしい考え方だ。

運命。

運命という考え方はときには必要かもしれない。でも、基本的に運命という言葉で出来事を片付けることが私はあまり好きじゃない。
よく「それは運命だったのよ!」という母にうんざりしていた。
結局運命なんて結果論だし。後々、年を取ってから、あぁこれは運命だったんだなと思うようなことはあるかもしれないけど、この人は運命の人なの?!いつ運命の人と出会えるの?!とか考えながら過ごすのは嫌だ。

それでも私は、「柔軟な考え方をもって、自分とは違う考え方を馬鹿にしたり、自分の考え方を押し付けたりしない」ということを大切にしたいと常々思っているので、
別に運命の人を待っている人がいてもいいと思うし、言うほど運命を信じてないわけでもない。